で、そのメールの内容から思いついた、
すっげー短い「0×100」小噺。
「葉子は公立高校通ってるって設定なんだよ」
っていうそんだけの話からここまでやった私の半眠り脳ミソ、
ある意味凄いと思うけどあんまり認めたくないです。
丸一日近く経ったら、なんかよく解からなくなりました。
それでも見てやるという心の広い方だけどうぞ。
(あ、新ブログにしてから初めての「詩・小噺」カテですね)
(つーかもう詩とか書かないだろうな)
「俺思ったんだけどさー、葉子ってよく高校入れたよね」
「え、どういう意味ですか颯一郎さん? あたしが頭悪いって意味ですか?」
「よくはねーだろ」
「慶一郎さん酷い! ちょっと孝二郎さん! 聞きました今の!?」
「ええ、まあ……でも、悪い事もありませんよね」
「孝二郎さんがフォロー出来なかった……!」
「あーハイハイ。で? いきなり何だよ颯一郎」
「いやさー。葉子って、体質的に受験校全部落ちそーじゃん」
「「………あー、なるほど……」」
「はっ、ハモらないで下さい! これでも頑張って入ったんです!
……すべり止めのつもりの私立全部落ちたら、そりゃさすがに……」
「え、いくつ?」
「……みっつ」
「落ちすぎだろそれ!」
「最早すべり台じゃん、それ」
「あたしもそう思って公立で頑張ったんです! 三日くらい寝ずに」
「……ちなみに、私立はどこ受けたんだ?」
「えーと……京徳学院とか、ですね……」
「「「……………」」」
「え? 何で沈黙?」
「いえ、そこ……慶一郎様が通われた学校で……今も颯一郎さんが……」
「何落ちてんだよお前! 受かってりゃもう一年早く逢えてたかもしんねーんじゃねーか!」
「……むしろ入学初日に遭遇しそうです」
「(んだよ、そしたら例えば文化祭とか文化祭とか文化祭とか一緒に……!)」
「(うわー俺今慶の考えてる事手に取るよーに解かる)」
「(去年なんか京徳至上最恐のお化け屋敷とかあったっつーのに……!)」
「あのー……慶一郎さん? けーいちろーさーん?」
「……来年の文化祭は、一日中予定空けとけよ……」
「え? 文化祭?」
「どうしてこんな事になってしまうんですかね……」
「……自分の、颯一郎の教育が、甘かった……のか……?」
将二郎、シメにだけ登場。 (第一声がそこですか明石さん?)
個人的に「 」の前に葉とか慶とか書くの嫌いなんでカットしたんですけど……
まあ……解かる人は解かりますよね(それじゃダメ)
とりあえず、慶一郎のなんか甘酸っぱい(かもしれない)青春の妄想。
本編の文化祭も……アレだったしな……(目逸らし)
ていうか書けば書くほどヘタレていく慶一郎を、誰かどうにかして。